乳酸菌と胃酸

乳酸菌と胃酸の関係についてです。

 乳酸菌の99%が胃酸で死んでしまいます。

 つまり、胃酸にまけず生きて腸まで届く乳酸菌は少ないのです。

 ということは、乳酸菌はあまり意味がないのでしょうか?

 そんなことはありません。胃酸に負けた乳酸菌の死骸にも役割があります。
 
 乳酸菌の死骸は善玉菌のエサです。

 その結果、腸内の善玉菌を増やすのです。

 では、なぜ体にいいはずの乳酸菌を胃酸でやっつけるのでしょうか?

 人間の体がもつ免疫機能のためです。

 体外からとりいれた乳酸菌を異物とみなし攻撃します。

 その結果、胃酸でガードさされてしまうのです

 しかし、先ほど述べたように、意味がないことはありません。体のためになっているのです。